・妊娠・出産期には女性ホルモンの一種であるリラキシンの分泌が、出産後に靱帯がゆるんだ状態で骨盤周囲へと負荷がかかることで、尾骨や股関節の痛みを生じやすくなります。

・産後に減少する女性ホルモンの一種であるエストロゲンには炎症による腫れなどを改善する作用があり、腱鞘炎の発症を抑制していると考えられています。そのため、エストロゲンの分泌が減少する産後は、腱鞘炎を発症するリスクが高い時期だといえます。

・他にもホルモンバランスが崩れることにより、イライラなどの感情に変化がでたり、授乳やミルクの時間が頻繁にあるので毎日が寝不足で体が痛んでいきます。

腰痛、肩こり、首こり、背中痛、肩甲骨痛、猫背、ストレートネック、股関節痛

恥骨痛、尾てい骨痛、むくみ、骨盤の歪み、腱鞘炎、不眠症、体型が戻らないetc.

〇ラジオ体操などの動的ストレッチ

どうしても同じ姿勢になることが多いのが育児です。同じ姿勢を繰り返すと肩周りや首回り、腰周りがかたまってしまい血流も悪くなります。伸ばすような静的ストレッチもいいのですが、伸ばしすぎるとかえって悪化させる場合もあるのでラジオ体操だと安全にストレッチできます。

〇湯船に浸かる

産後の出血が治まったら、１５分程の湯船に浸かるのがおススメです４０℃が良いでしょう。血流が良くなり体の回復に繋がります。家族の協力を得て入浴しましょう。