ふとももの肉離れは軽度の場合、筋肉を覆う筋膜が損傷した程度に相当します。重度に場合は筋繊維にも損傷が起きて内出血を伴うものになります。

どちらも筋肉自体に損傷がみられますが、体の歪みを整えることで血行がよくなり、患部の回復を早めようとします。これが自己治癒力です。この自己治癒力は、肉離れを起こした体の状態のままではうまく発揮されません。それは体の歪みがあることで血流障害になっているからです。体に起きた損傷は血液と一緒に流れる栄養が修復作業をしてくれます。ですから、修復作業を円滑に進めるためにも歪みを整えることで、自己治癒力を最大限に促すことが可能となり、修復作業が早まるので早期回復に繋がります。

歪みだけでなく、患部では筋肉がかさぶたのみたいな玉の塊になり、体を動かした時につっぱるような感覚や窮屈さを感じることがあります。これがさらに歪みを誘発してバランスを悪くし、他にも体の不調が連鎖的に起きることがあります。そうならないために、患部を圧迫して動かす施術も行い、筋肉がスムーズな動きになるようにしていきます。

まとめると、

①体全体のバランス調整

②血流改善

③患部の自己治癒力を促す

④筋肉調整

この４つを施術で調整することで早期回復を促せて、今後の起きる再発防止を未然に防ぐことを目指せます。